エメラルドは世界4大宝石のひとつ。
その名は古代ギリシャ語で緑色を表す「smaragdus」に由来します。
古来より世界各地で緑を表す言葉として「エメラルド」という言葉が使われるほど、緑色の代名詞として浸透しています。日本でも深い緑を「エメラルドグリーン」と表現したりすることがよくあります。
エメラルドにとって重要なのは色の濃さ。緑色が深いほど価値があるとされ、色が深く大きなエメラルドは大変高価です。
(サイズオーダー 小さなエメラルドハーフエタニティリング)
鉱物としては鉱物種ベリル(緑柱石)のうち、帯青緑色から緑色の変種にあたります。
エメラルドにはインクルージョン(内包物)が含まれることが多く、このインクルージョンや内側のひびはエメラルドにとって魅力のひとつで、ジャルダンと呼ばれます。
エメラルドは一定の硬度をもつ宝石ですが、このジャルダンがゆえに大きな衝撃には弱く扱いには注意が必要です。
エメラルドが持たらす意味
伝説の中ではエメラルドを身に着けると、未来を予見する知方、真実を明らかにする力、悪の呪文から身を守る力がそなわると表現されていました。また病気を癒す力があると信じられていたこともあります。
またクレオパトラが最も愛した宝石としても知られています。クレオパトラはエメラルド鉱山も所有し、身に着けるだけではなく粉末をアイシャドウとして愛用していたほどだ、と言われています。
(エメラルドのリング 新緑のエメラルド)
5月の誕生石/結婚記念石
誕生石のリストは世界にいくつかありますが、エメラルドはその多くで5月の誕生石としてリストアップされています。
また、不滅の愛を意味する石として、結婚20周年および35周年(日本では55周年)を記念する宝石でもあります。
(サイズオーダー エメラルド ジュエルリング)