ピンクはお好きですか?
正直若い頃は、女性らしさの象徴のような気がしてあまり手が伸びない色でした。
ファッションの世界に触れるようになりピンクといっても様々で、かっこいい色も優しい色もあることを知り、指し色として取り入れはじめ、今となっては好きな色のひとつになりました。
インドはピンクの使い方がとっても上手なんです。
熱い日差しに負けないピンクもあれば、涼しさを運んでくれるピンクもあります。
街全体がピンクに彩られているのは宝石の街ジャイプール。
この街のピンクはオレンジがかった優しいピンク。市街地全体がこの色で統一され”ピンクシティ”と呼ばれます。”ピンクパレス”と呼ばれる宮殿には今もマハラジャ一族がお住まいで、かつて王宮に仕える女官たちの住居だったのが”風の宮殿”。この美しい建物は街のシンボル的存在です。この美しいピンクの街でHiromi.Aのジュエリーは生まれているんです。
インドの女性がまとう伝統衣装のサリーによく使われるのは強めのピンク!褐色の肌と強いまなざしに負けない青みがかったピンクです。道で出会う女性達がまとうこの色にはいつもハッとさせられます。
レヘンガと呼ばれる豪華な伝統ドレスもとっても素敵。ロングフレアのたっぷりとしたシルエットです。
プルメリアやロータスなど街の樹々にもピンクの花がつき、インドの活気と多様さを象徴しているみたい。緑や青空や土埃でさえも、ほかのどんな色とも不思議とあってしまうのがピンクの魅力ですよね。